![]() 選択されたアクションを実施するための、メッセージング・アプリケーションによって提供されるカスタマイズ可能なコントロール
专利摘要:
メッセージング・アプリケーションのユーザに、1つまたは複数の選択されたアクションをメッセージに対して実施するコントロールを提供するための技術が明細書開示される。任意数のデフォルトのカスタム・アクション・コントロールをギャラリ内に表示することができる。カスタム・アクション・コントロールを選択すると、様々なアクションがアクティブなメッセージに対して実施される。新たなカスタム・アクション・コントロールを作成することができ、既存のコントロールを修正して任意数の所望のアクションを提供することができる。ダイアログにより、ユーザが所望の機能をカスタム・アクション・コントロールに割り当てることを可能とするユーザフレンドリーなインタフェースを提供する。カスタム・アクション・コントロールをグループに編成してもよく、メッセージング・アプリケーションとコンピュータとの間で共有してもよい。 公开号:JP2011513879A 申请号:JP2010550708 申请日:2009-01-23 公开日:2011-04-28 发明作者:マーク;コーツ アンドリュー;シー.ブラウン オーウェン;ヤダ クミコ;クレイ;サタフィールド ジェシー;アンソニー;アフロンティ マイケル;ロッデン;マレル;マクベス メリッサ;エドワード;グレッグ ライアン;ピー.グルツマッヒャー リチャード 申请人:マイクロソフト コーポレーション; IPC主号:G06F13-00
专利说明:
[0001] 電子メール(e−mail)・プログラムのようなメッセージング・アプリケーションはしばしば、ユーザがメッセージを操作および編成できるようにする機能を提供する。一例として、電子メール・プログラムにより、ユーザは電子メールに返信し電子メールを転送するだけでなく、電子メールを特定のフォルダへ移動させたり、電子メールにフラグを立てたり、電子メールを既読または未読と印付けすることもできる。しかし、これらの機能の多くを利用するためには、ユーザは、電子メールを適切なフォルダにドラッグ・アンド・ドロップするか、またはさらなるオプションを示すボタンをクリックし、次いで所望の機能を完了するためにそれらのオプションを選択しなければならないというような、複数のステップを実行しなければならないことも多い。] [0002] 例えば、電子メールにフラグを立て、電子メールを転送し、移動させるためには、ユーザは、通常、電子メールを選択し、電子メールにフラグを付けるボタンを選択し、転送ボタンを選択し、所望の転送先アドレスを選択または入力し、所望のメッセージを入力し、送信ボタンを選択し、フラグを立てたメッセージを所望のフォルダにドラッグおよびドラッグする必要があるはずである。同様の内容の電子メールを受信する場合、これらの同じアクションが繰り返し実施されることが多い。電子メールに対して複数のアクションを手動で実施すると、余分な時間がかかり、仕事の効率が低下する。] [0003] 本明細書は、これらおよびその他を考慮して開示するものである。] 課題を解決するための手段 [0004] 本明細書では、カスタム・アクション・コントロールの選択結果を受け取った際にユーザ定義のアクションをメッセージに対して実施するための技術を説明する。具体的には、本明細書で説明する様々な実施形態を利用して、メッセージング・アプリケーションはギャラリ内のカスタム・アクション・コントロールを表示することができる。ユーザがメッセージング・アプリケーションを選択すると、メッセージング・アプリケーションは任意数の同時のアクションまたは逐次のアクションをアクティブなメッセージに対して実施する。カスタム・アクション・コントロールはカスタマイズ可能であり、それによりユーザは、コントロールを選択した際に実施されるアクションを定義することができる。都合よく利用するために、任意数のカスタム・アクションをユーザが作成およびカスタマイズし、メッセージの近くのギャラリ内に置くことができる。カスタム・アクション・コントロールにより、ユーザはメッセージを効率的に編成し、1つの入力で1つまたは複数の所望のアクションを行うことができ、効率を著しく向上させ、メッセージング・アプリケーションでのユーザの体験を高めることができる。] [0005] 本明細書で提示する一態様によれば、カスタム・アクション・コントロールをカスタマイズする要求を受け取る。結果として、カスタム・アクション・コントロールを選択したときに実施できる様々なアクションを含むダイアログを提供する。ユーザは所望のアクションを選択し、次いでそのアクションがカスタム・アクション・コントロールに関連付けられる。次いで、新たなカスタム・アクション・コントロールを、メッセージを含むウィンドウの近くのギャラリ内に提供する。] [0006] 本明細書で提示するさらに別の態様によれば、カスタム・アクション・コントロールのギャラリをメッセージ・ウィンドウの隣に提供する。ギャラリ内のマネージ・カスタム・アクション・コントロールの選択結果を受け取ると、ダイアログをユーザに提供する。ダイアログは、カスタム・アクション・コントロールのプレビュー、およびギャラリ内のカスタム・アクション・コントロールを修正するための幾つかの選択可能なコントロールを含む。カスタム・アクション・コントロールを修正するためのコントロールが選択されると、対応するカスタム・アクション・コントロールがそれに応じて修正される。様々な実施形態によれば、カスタム・アクション・コントロールは複数のメッセージ・アプリケーションにアクセス可能であってもよく、後に共有するため、カスタム・アクション・コントロールを、電子メールを介してエクスポートするか、またはファイルに保存してもよい。] [0007] 当然のことながら、上述の主題を、コンピュータ制御型の機器、コンピュータ・プロセス、コンピューティング・システムとして、またはコンピュータ可読媒体のような製品として実装してもよい。これらおよび他の様々な特徴は、発明を実施するための形態を読み、関連する図面を検討することにより明らかになろう。] [0008] 発明の概要は、後の発明を実施するための形態においてさらに説明する選択した概念を簡潔な形で導入するために与えるものである。発明の概要は、特許請求の主題の主要な特徴または本質的な特徴を特定しようとするものではなく、特許請求の主題の範囲を限定するために使用しようとするものでもない。さらに、特許請求の主題は、本開示の任意の部分で述べられた難点のいくつかまたはすべてを解決する実装に限定するものではない。] 図面の簡単な説明 [0009] 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、デフォルトのカスタム・アクション・コントロールを含むカスタム・アクション・ギャラリを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、初回使用ダイアログを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、拡張カスタム・アクション・ギャラリを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、カスタム・アクション・ギャラリおよび新たなカスタム・アクション・フライアウト・メニューを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、テンプレート・ダイアログを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、管理カスタム・アクション・ダイアログを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、任意のアクション・オプションを選択する前の新規/編集ダイアログを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、アクション・オプションを選択した後の新規/編集ダイアログを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、テキスト入力を受け付けて応答メッセージに含めるためのフィールドを有する新規/編集ダイアログの代替的な例を示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、共有カスタム・アクション・ダイアログを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、右クリック・メニューを示すスクリーン図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、カスタム・アクション・コントロールの機能を提供するための例示的なプロセスを示すフロー図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、カスタム・アクション・コントロールを構成するための例示的なプロセスを示すフロー図である。 本明細書で提示する様々な実施形態に従う、カスタム・アクション・コントロールを管理するための例示的なプロセスを示すフロー図である。 本明細書で提示する実施形態の態様を実装できるコンピューティング・システム向けの例示的なコンピュータ・ハードウェアおよびソフトウェア・アーキテクチャを示すコンピュータ・アーキテクチャの図である。] 実施例 [0010] 以下の詳細な説明は、メッセージング・アプリケーションのユーザが1つのボタンを選択することによって複数のアクションをメッセージに対して実施できるようにするための技術に関する。本明細書で提示する技術と概念を用いて、ユーザは、適切なボタンを1回クリックすることで複数のアクションの組合せをメッセージに適用できるようにするために、ギャラリ内に表示した任意数のボタンをカスタマイズし、追加し、削除することができる。] [0011] 本開示の全体にわたって、様々な実施形態を、ワシントン州レドモンドのマイクロソフト社によるMICROSOFT OFFICE OUTLOOKのような電子メール・アプリケーションの文脈で説明することとする。しかし、当然のことながら、以下で説明する実施形態を任意の種類のメッセージング・アプリケーションに等しく適用することができ、係る実施形態は電子メール・アプリケーションに限るものではない。さらに、本明細書の開示を、メッセージまたは電子メールの文脈で論じる。当然のことながら、「メッセージ」は電子メール、およびメッセージング・アプリケーションによって提供される他の任意の実行可能なアイテムを含み、これらのアイテムには連絡先、タスク、カレンダに関連するアクションが含まれるがこれらに限らない。] [0012] 上で簡単に論じたように、電子メールは大多数の人に対して公私において重要な機能を提供する。多数の人々が電子メールを日常生活で利用している一方で、電子メールの使用方法や整理の方法は人によって非常に様々であろう。多くの人々は、受信した電子メールを、その電子メールの内容、送信者、または何らかの他の種類の所望の分類に対応するフォルダに整理する。他には、受信した電子メールを受信箱に蓄積させておく人もいる。ユーザが、電子メールを受信した後にその電子メールに対して複数のアクションを実施することがよくある。例えば、追跡するために電子メールにフラグを立て、電子メールに「既読」と印付けし、優先度を設定し、電子メールを適切なフォルダに移動させる人もいる。作業チームで作業している人は、電子メールをチームの他のメンバに繰り返し転送していることに気づくかもしれない。チームのメンバは、電子メールを転送するときに、「レビューしてコメントしてください」というような同じテキストを繰り返し使用していることもあるかもしれない。] [0013] 本明細書で提示する概念を利用すれば、ユーザはカスタム・ボタンを作成することができる。そのカスタム・ボタンは、マウスで1回クリックして選択すると、1組の特定のユーザ定義のアクションを実施する。本明細書で提供した開示を上で論じた例に適用すると、ユーザは、クリックしたときに、追跡するために選択した電子メールにフラグを立て、電子メールに「既読」と印付けし、高い優先度を設定し、電子メールを参照フォルダに移動させるカスタム・アクション・ボタンを作成することができる。同様に、クリックしたときに、選択した電子メールを特定の作業チームのメンバ全てに、「レビューしてコメントしてください」というメッセージとともに転送する、カスタム・アクション・ボタンを作成することができる。本開示の全体にわたって、「コントロール」という用語を用いて、ボタン、アイコン、ショートカット・キーもしくはキーの組合せ、または選択もしくは入力されたときにそのコントロールに割り当てたアクションを実施するためのロジックを開始するように動作する他の任意の要素を表すことができる。] [0014] 本明細書で説明する主題を、オペレーティング・システムおよびアプリケーション・プログラムをコンピュータ・システム上で実行することに関連させて実行されるプログラム・モジュールの一般的な文脈で説明するが、他の実装形態を他種のプログラム・モジュールと組み合わせて実施してもよいことは、当業者には認識されよう。一般に、プログラム・モジュールには、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、および特定のタスクを実施するか特定の抽象データ型を実装する他種の構造が含まれる。さらに、本明細書で説明する主題を他のコンピュータ・システム構成で実践してもよいことは、当業者には理解されよう。その構成には、ハンドヘルド装置、マルチプロセッサ・システム、マイクロプロセッサ・ベースの家庭用電化製品またはプログラム可能な家庭用電化製品、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、等が含まれる。] [0015] 以下の詳細な説明では、その一部を形成する添付図面を参照する。添付図面は、例として、特定の実施形態または例を示している。図面を参照して、カスタム・アクション・コントロールを提供するためのコンピューティング・システムおよび方法の諸態様を説明する。図面では、同様の参照番号は幾つかの図にわたって同様の要素を表す。] [0016] 図1を参照し、カスタム・アクション・ギャラリ100を説明する。一実施形態によれば、カスタム・アクション・ギャラリ100は、1つまたは複数の電子メールを表示するウィンドウの隣というような都合の良い位置に位置付けされた、電子メール・アプリケーションによって提供されるユーザ・インタフェースの一領域である。カスタム・アクション・ギャラリ100を、ワシントン州レドモンドのマイクロソフト社によるMICROSOFT OFFICE製品内に提供されるリボンのようなリボン内に配置してもよい。しかし、当然のことながら、カスタム・アクション・コントロール102を任意の位置にある任意のギャラリ内に表示することができ、リボン内に配置することには限らない。カスタム・アクション・ギャラリ100は任意数のカスタム・アクション・コントロール102を含むことができる。図1は9個のカスタム・アクション・コントロール102をアクション・ギャラリ100内に示すが、ギャラリ内のカスタム・アクション・コントロール102の数はカスタム・アクション・ギャラリ100の最大サイズによってのみ制限される。] 図1 [0017] スクロール・コントロール122は、利用可能なカスタム・アクション・コントロール102の数がカスタム・アクション・ギャラリ100内に収まる数より多い場合に、ユーザが下にスクロールして残りのカスタム・アクション・コントロール102を表示できるようにするものである。さらに、様々な実施形態によれば、拡張コントロール124を選択すると、カスタム・アクション・ギャラリ100が、利用可能なカスタム・アクション・コントロール102の全てを適用可能ならばグループに纏めて表示する拡張カスタム・アクション・ギャラリに拡張される。拡張カスタム・アクション・ギャラリは図3を参照して後述する。] 図3 [0018] 電子メール・アプリケーションを最初にロードすると、カスタム・アクション・ギャラリ100をデフォルトのカスタム・アクション・コントロール102でポピュレートすることができる。図1は9個のデフォルトのコントロールを示す。一実施形態によれば、電子メール・アプリケーションは「移動」コントロール104に対応するフォルダを事前に選択する。フォルダを事前に選択して「移動」コントロール104に割り当てるために任意のロジックを使用することができる。例えば、一実施形態では、「移動」コントロール104に関するフォルダを事前に選択する際に以下のロジックを利用する。] 図1 [0019] 直近に使用したフォルダ・リストがポピュレートされていれば、 直近に使用したフォルダ・リスト内の第1フォルダを使用する。] [0020] そうでなく、フォルダ・リストが受信箱の下にシステム・フォルダ以外のメール・フォルダを含むならば、 受信箱の下に現れる、アルファベット順での第1のフォルダを使用する。] [0021] そうでなく、フォルダ・リストが受信箱(システム・フォルダではない)の外にメール・フォルダを含むならば、 受信箱の外の、アルファベット順での第1のフォルダを使用する。] [0022] そうでなければ(ユーザはシステム・フォルダしか有さない)、 コントロールを使用するときに初回使用ダイアログを表示する。] [0023] 初回使用ダイアログは、フォルダ事前選択ロジックに従ってトリガされる場合は、フォルダを「移動」コントロール104に割り当てるためにユーザ入力を要求する。当然のことながら、「移動」コントロール104に割り当てられるフォルダを事前に選択するために任意の組のルールを利用できる。「移動」コントロール104と異なり、「移動」コントロール106は、コントロールに割り当てるためのフォルダをユーザが指定できるようにする初回使用ダイアログをトリガする。フォルダを「移動」コントロール104に関して事前に選択した後、または「移動」コントロール106に関して指定した後、何れかのコントロールを後に選択すると、アクティブな電子メールを対応するフォルダに自動的に移動させる。開示のために、アクティブな電子メールとは、現在選択されているかまたは強調表示されている電子メールである。さらに、「移動」コントロール104および「移動」コントロール106の名前およびラベルを、選択されたフォルダを反映するために更新することができる。この名前の変更を、所定のロジックを用いて、またはユーザからの入力により行うことができる。] [0024] 「転送:FYI」コントロール108は、電子メールの転送ダイアログを起動し、「FYI」を電子メールの件名および本文に追加する。ユーザは次いで受信者を選択し電子メールを送信することができる。「管理者に転送」コントロール110は、初回使用時には、初回使用ダイアログをトリガする。初回使用ダイアログ200のサンプルを図2に示す。初回使用ダイアログ200は、カスタマイズされているカスタム・アクション・コントロールの種類に対応する特定のフィールドを含む。開示目的のために、「カスタマイズする」という用語は、新たなカスタム・アクション・コントロール102を作成すること、および既存のカスタム・アクション・コントロール102を編集することを含む。図2に示す初回使用ダイアログ200は、「転送」カスタム・アクション・コントロールをカスタマイズするためのダイアログの例を示す。初回使用ダイアログ200は、対応するカスタム・アクション・コントロール102向けのカスタム名を受け取るための名前フィールド204、および、対象の受信者(複数可)の電子メール・アドレス、または電子メール・アドレスに関連付けられるアドレス・ブックからの対応するIDを受け取るための受信者フィールド206を含む。「宛先」コントロール208は、ユーザが1人または複数人の受信者を選択できる閲覧ダイアログをトリガする。] 図2 [0025] 一実施形態によれば、初回使用ダイアログ200を「管理者へ転送」コントロール110に対してトリガすると、名前フィールド204と受信者フィールド206が、ユーザの管理者に関連付けられた情報で事前にポピュレートされる。電子メール・アプリケーションが、組織図およびアドレス・ブック、または管理者、同僚、部下を識別するための同様な手段にアクセスできる場合は、電子メール・アプリケーションによって、「管理者」、「上司」というタイトルまたは他の同様なタイトルを利用してグローバル・アドレス・ブック内でユーザの管理者のID、および対応する電子メール・アドレスを検索することができる。一例として、Exchangeシステムを利用する電子メール・アプリケーションが挙げられる。ユーザの管理者に関連付けられた情報で事前にポピュレートされた名前フィールド204および受信者フィールド206を用いて、ユーザは単純に「保存」コントロール212を選択して「管理者へ転送」コントロール110に関連付けられたアクションを保存することができるか、または、事前にポピュレートされた情報を保存の前に変更することができる。次いで「管理者へ転送」コントロール110の名前を「John Doeへ転送」、または名前フィールド204で事前にポピュレートされるか選択される任意の名前に変更することができることに留意されたい。] [0026] 「オプション」コントロール210を選択して、「管理者へ転送」コントロール110が選択されるたびに転送される電子メールと共にテキストを挿入することができる。様々な実施形態によると、初回使用ダイアログ200を利用して「管理者へ転送」コントロール110が構成されると、「管理者へ転送」コントロール110を後に選択した際に、アクティブな電子メールが、初回使用ダイアログ200への任意のテキスト入力とともに、ユーザの管理者に自動的に転送される。あるいは、「管理者へ転送」コントロール110を選択すると、管理者の情報が事前にポピュレートされた転送ダイアログが開く。ユーザは次いで任意の所望のテキストを入力し電子メールを送信することができる。] [0027] 当然のことながら、デフォルトの選択肢を有するアクションを実施するカスタム・アクション・コントロール102に対してのみ初回使用ダイアログ200を起動できる。例えば、フォルダに電子メールを移動させ電子メールを送信すると、フォルダおよび受信者が選択されるが、これはユーザの初期設定の利点である。対照的に、「転送:FYI」コントロール108を最初に選択すると、そのコントロールが電子メールに対する転送ダイアログを作成し、件名および電子メール本文に「FYI」を追加するため、初回使用ダイアログ200はトリガされないはずである。ユーザは次いで受信者を選択し電子メールを送信する。この種のコントロールにはデフォルトの選択肢は関連付けられない。当然のことながら、「オプション」コントロール210を選択することにより、デフォルト・コントロールの何れかをさらにカスタマイズすることができ、これが追加アクションの選択を可能とする。また、図11で示し後述する右クリック・メニューを介して使用することなく、デフォルト・コントロールの削除、名前変更、複製を行うこともできる。] 図11 [0028] 図1に戻ると、「チームへの新規メール」コントロール112は、上述した「管理者へ転送」コントロール110と同様に動作する。相違点としては、「チームへの新規メール」コントロール112は、ユーザの作業チームのメンバのIDおよび電子メール・アドレスが事前にポピュレートされている新規電子メール・ダイアログをトリガすることである。この情報を、上述のようにExchangeシステムで検索することができ、且つ/または初回使用ダイアログ200を用いてユーザが構成することができる。「完了および移動」コントロール114は、選択されると、電子メールを指定されたフォルダに移動させ、その電子メールを完了と印付けする。そのフォルダを上述のように初回使用ダイアログ200を用いて指定することができる。「返信および削除」コントロール116は、返信ダイアログを開き、受信した電子メールを削除する。] 図1 [0029] 「チームとミーティング」ダイアログ118は、ユーザのチームの他メンバのIDおよび電子メール・アドレスが事前にポピュレートされているミーティング要求ダイアログを開く。特定の作業チームのメンバを識別し、ユーザの管理者を識別して「管理者へ転送」コントロール110に関連づけることに関して上述したのと同様に、「チームとミーティング」ダイアログ118に関連づけることができる。最後に、「新たなカスタム・アクションを作成」コントロール120は、新たなカスタム・アクション・コントロール102を作成するのに用いる新規/編集ダイアログを起動する。この新規/編集ダイアログは、図7〜9を参照して後にさらに詳細に論ずる。新たなカスタム・アクション・コントロール102は、作成された後、ギャラリ内に置かれる。「新たなカスタム・アクションを作成」コントロール120はカスタム・アクション・ギャラリ100内に留まる。] 図7 図8 図9 [0030] 当然のことながら、電子メール・アプリケーションを最初にロードして起動するときにカスタム・アクション・ギャラリ100に含まれているデフォルトのカスタム・アクション・コントロール102は、図1に関して図示し説明するものに限定されない。任意数および任意の種類のカスタム・アクション・コントロール102を、デフォルト・コントロールとして含むことができる。電子メール・アプリケーションが実施できる任意数および任意の種類のアクションを任意の所望の方法で組み合わせてカスタム・アクション・コントロール102を作成することができる。さらに、後で論ずるが、新たなカスタム・アクション・コントロール102を作成する機会をユーザに提供することに加え、本明細書で開示する概念はまた、電子メール・アプリケーションを最初にロードして起動するときにカスタム・アクション・ギャラリ100内に表示されるデフォルトのカスタム・アクション・コントロール102の何れかのカスタマイズを提供する。] 図1 [0031] 上述したように、拡張コントロール124を選択すると、図3に示すように、カスタム・アクション・ギャラリ100が拡張カスタム・アクション・ギャラリ300に拡張される。一実施形態によると、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300は、ユーザが利用可能なカスタム・アクション・コントロール102の全て、すなわち、デフォルトのカスタム・アクション・コントロール102およびユーザが作成したカスタム・アクション・コントロール102の両方を含む。拡張カスタム・アクション・ギャラリ300は、カスタム・アクション・コントロール102を、グループ見出し302、304、306、308、および310によって分けて、グループまたはカテゴリで表示することができる。図6に関して後述する管理カスタム・アクション・ダイアログを用いて、このグループを作成することができる。当然のことながら、図3の拡張カスタム・アクション・ギャラリ300に示されたグループは、例示の目的のためにすぎず、本開示を限定する意図はない。任意数および任意の種類のグループを作成することができる。さらなる例として、最も一般的に使用されるカスタム・アクション・コントロール102でポピュレートされた「お気に入り」グループを作成し、カスタム・アクション・ギャラリ100内に表示することができる。] 図3 図6 [0032] 拡張カスタム・アクション・ギャラリ300はまた、カスタム・アクション・コントロール102をさらに作成、編集、管理、共有、または操作するための任意数のコントロールを備えたコマンド・セクション312を含むことができる。一実施形態よると、コマンド・セクション312は「新たなカスタム・アクション」コントロール314、「管理カスタム・アクション」コントロール316、および「共有カスタム・アクション」コントロール318を備え、それらの各々については以下でさらに詳細に説明する。] [0033] 図4を参照し、電子メール・アプリケーションのウィンドウの例示的なウィンドウの一部を示すスクリーン図を説明する。この例では、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300を作成するためにカスタム・アクション・ギャラリ100が拡張されている。拡張カスタム・アクション・ギャラリ300は、ユーザが3つの新たなカスタム・アクション・コントロール402、404、および406を作成したことを示し、それらはそれぞれ、電子メールを参照フォルダに移動させること、電子メールを個人フォルダに移動させること、電子メールをブログ・フォルダに移動させることに対応する。示した例では、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300のコマンド・セクションは「新たなカスタム・アクション」コントロール314、および「管理カスタム・アクション」コントロール316を備える。「管理カスタム・アクション」コントロール316を選択すると管理カスタム・アクション・ダイアログが起動される。これは図6に関して後に論ずる。ここで示す例によると、「新たなカスタム・アクション」コントロール314を選択するとフライアウト・メニュー414が表示される。フライアウト・メニュー414は、電子メール・アプリケーションが提供するテンプレートを用いて新たなカスタム・アクション・コントロール102を作成しカスタマイズするためのテンプレート・コントロール416、および後述する新規/編集ダイアログを起動するための「カスタム」コントロール418を備える。テンプレート・コントロール416を選択することで起動されたテンプレートは、共通のカスタム・アクションに基づく。] 図4 図6 [0034] 例として、電子メールを指定されたフォルダへ移動させその電子メールを既読として印付ける新たなカスタム・アクション・コントロール102を作成するために、ユーザは、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300から「新たなカスタム・アクション」コントロール314を選択してフライアウト・メニュー414を起動することができる。あるいは、「新たなカスタム・アクション」コントロール314上をカーソルがホバリングしていることを検出すると、電子メール・アプリケーションはフライアウト・メニュー414を起動することができる。フライアウト・メニュー414から、ユーザは「フォルダへ移動」に対応するテンプレート・コントロール416を選択する。このアクションにより、図5に示すテンプレート・ダイアログ500が起動される。] 図5 [0035] テンプレート・ダイアログ500は、新たなカスタム・アクション・コントロール102を識別するテキストを受け取るための名前フィールド502を備える。フォルダ入力フィールド504により、新たなカスタム・アクション・コントロール102が選択された際に電子メールを移動させる先であるフォルダを選択することができる。フォルダの名前を用いて、メッセージング・アプリケーションによってコントロールの名前を示唆することができるが、ユーザが所望の通りコントロールの名前を変更してもよいことに留意されたい。アイコン選択コントロール503を用いて、対応するコントロールに関連付けられる所望のアイコンを選択することができる。カスタマイズされているカスタム・アクション・コントロール102の種類に従って、メッセージング・アプリケーションによってアイコンを事前に選択することができる。ユーザはアイコン選択コントロール503を選択して、アイコンの選択元であるアイコンのドロップダウン・メニューを許可するか、または、所望のアイコンを取り出すためのコンピュータまたはネットワーク上の特定の位置へユーザが移動できるようにする「閲覧」機能を有効とすることができる。] [0036] テンプレート・ダイアログ500には、一般的なアクションが事前にポピュレートされている。この例では、ユーザは、チェックボックス506および508によって、それぞれ「フォルダへ移動」アクションおよび「既読として印付け」アクションを選択あるいは非選択とすることができる。新たなカスタム・アクション・コントロール102を追加アクションでさらにカスタマイズするためには、ユーザが「オプション」コントロール510を選択して以下図8で論ずる新規/編集ダイアログを起動すればよい。] 図8 [0037] カスタマイズが完了したら、ユーザは、「作成」コントロール512を選択して、選択したアクションを新たなカスタム・アクション・コントロール102に関連付けることができる。この新たなカスタム・アクション・コントロール102は、テンプレート・ダイアログ500の名前フィールド502内で指定された名前とともに拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内に現れる。当然のことながら、所与のカスタム・アクション・コントロール102に対するテンプレート・ダイアログ500および初回使用ダイアログ200が同じであってもよい。電子メール・アプリケーションを最初にロードして起動する際に拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内に示されるデフォルトのカスタム・アクション・コントロール102ではない想定されたカスタム・アクション・コントロール102に対応するテンプレート・ダイアログ500があってもよい。] [0038] 図6は管理カスタム・アクション・ダイアログ600を示す。上述のように、一実装形態によると、ユーザが拡張カスタム・アクション・ギャラリ300から「管理カスタム・アクション」コントロール316を選択すると、管理カスタム・アクション・ダイアログ600が起動される。管理カスタム・アクション・ダイアログ600はカスタム・アクション・リスト602およびプレビュー604を備えることができる。カスタム・アクション・リスト602は利用可能なカスタム・アクション・コントロール102の全てを列挙する。ユーザは、カスタム・アクション・リスト602内のカスタム・アクション・コントロール102を選択してプレビュー604を見ることができる。プレビュー604は選択されたカスタム・アクション・コントロール102に関する適用可能な情報の全てを示す。例えば、「フォルダへの移動」カスタム・アクション・コントロール102のプレビュー604は、関連するアイコン、アクション、ツールチップ説明、およびショートカット・キーを示す。ツールチップ説明は、ユーザがカーソルをカスタム・アクション・コントロール102の上でホバリングした場合に、ユーザに表示されるテキストを示す。図7から図9に関して後述する新規/編集ダイアログを用いて、ツールチップ説明を追加し、削除し、修正することができる。] 図6 図7 図9 [0039] カスタム・アクション・リスト602は、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300に現れる順番でカスタム・アクション・コントロール102を示すことができる。矢印616を使用して、カスタム・アクション・コントロール102をリストに沿って上下させて拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内の対応する位置を変更することができる。上述したように、カスタム・アクション・コントロール102を拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内のグループに割り当てて、ユーザが自身のカスタム・アクション・コントロール102を望みどおりに編成できるようにすることができる。「グループ」ドロップダウン・メニュー614内のコントロールを用いてこれらのグループを作成することができる。一実施形態によると、「グループ」ドロップダウン・メニュー614は、新しいグループを作成し、グループの名前を変更し、グループを削除し、グループを共有し、グループをリストに沿って上下に移動させて拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内の位置を変更するためのコントロールを提供する。] [0040] 「新規」ドロップダウン・メニュー606はカスタム・アクション・コントロール102を作成し編集するためのコントロールを提供する。「複製」コントロール608は既存のカスタム・アクション・コントロール102の複製を作成する。「削除」コントロール610は選択されたカスタム・アクション・コントロール102を削除する。「編集」コントロール612は、図8に関して後に論ずる編集ダイアログを起動する。管理カスタム・アクション・ダイアログ600を用いて変更を加えた後、ユーザは、変更を取り消し、デフォルトの設定に復元するために、「デフォルトへのリセット」コントロール618を選択することができる。ユーザがカスタム・アクション・コントロール102および関連するグループの修正を完了すると、ユーザは「OK」コントロール620を選択して変更を保存し、管理カスタム・アクション・ダイアログ600を終了させることができる。] 図8 [0041] 図7〜9を参照して、新規/編集ダイアログ700を説明する。カスタム・アクション・ギャラリ100もしくは拡張カスタム・アクション・ギャラリ300から「新たなカスタム・アクションを作成」コントロール120を選択するか、または拡張カスタム・アクション・ギャラリ300のフライアウト・メニュー414内の「カスタム」コントロール418を選択すると、図7に示す新規/編集ダイアログ700が起動する。一実装形態によると、新規/編集ダイアログ700はアイコン選択コントロール701、名前フィールド702、1組のアクション703、および1つまたは複数のオプション705を備える。テンプレート・ダイアログ500に関して上述したように、アイコン選択コントロール701により、ユーザは、第1のアクションに基づいて事前に選択されたアイコンを使用したくない場合に、新たに作成されたカスタム・アクション・コントロール102を伴い表示されるアイコンを選択することができる。] 図7 図8 図9 [0042] アクション703を、第1のアクション選択ドロップダウン・コントロール704を用いて選択する。オプション705を、ショートカット・ドロップダウン・コントロール706およびツールチップ・テキスト入力フィールド708を用いて新たなカスタム・アクション・コントロール102に追加する。後述するように、新たなカスタム・アクション・コントロール102を作成する際、コントロールの名前は選択された第1のアクションに基づいて自動的に選択される。ユーザは、名前フィールド702にコントロールに対する名前を入力することにより、選択された名前を変更することができる。ユーザは、次いで、第1のアクション選択ドロップダウン・コントロール704から第1のアクション703を選択することができる。第1のアクション703を選択した後、ユーザには、さらにアクション703を選択する機会がある。] [0043] 例えば、新たなカスタム・アクション・コントロール102を「プロジェクトへ移動」と命名して「フォルダへ移動」の第1のアクション703を選択した後、図8に示す新規/編集ダイアログ700を表示することができる。電子メールをフォルダに移動させることに対応する第1のアクション703の選択後、フォルダ指定ドロップダウン・コントロール804を用いてフォルダを指定するようにユーザに促す。次いで、ユーザは、新たなカスタム・アクション・コントロール102の名前を名前フィールド702において事前にポピュレートし、必要に応じてその名前を変更することができる。ユーザは、削除コントロール808を選択して選択したアクション703を削除するか、または「追加」コントロール810を選択して第2のアクション703を追加することができる。「追加」コントロール810を選択した後、ユーザには第2のアクション選択ドロップダウン・コントロール806が提示され、この第2のアクション選択ドロップダウン・コントロール806を用いて、アクティブな電子メールに対して実施すべき第2のアクション703として「既読として印付け」を選択する。ユーザは、ここでも、削除コントロール808および812を用いて1つまたは複数のアクション703を削除することができ、または「追加」コントロール810を選択することにより第3のアクション703を追加することができる。] 図8 [0044] ユーザは、次いで、カスタム・アクション・コントロール102に含めるための1つまたは複数のオプション705を選択することができる。ユーザは、ショートカット・ドロップダウン・コントロール706を使用することにより、関連するカスタム・アクション・コントロール102を開始するためのショートカット・キーまたはキーボード・キーの組合せを指定することができる。あるいは、ユーザは所望のショートカットをショートカット・キー・フィールドに入力することができる。ユーザはまた、ツールチップをツールチップ・テキスト入力フィールド708に入力することができる。上述したように、カーソルが対応するカスタム・アクション・コントロール102上でホバリングすると、ツールチップ・テキストがユーザに表示される。新たなカスタム・アクション・コントロール102を構成した後、ユーザは、「保存」コントロール710を選択して構成を保存し、カスタム・アクション・コントロール102を作成することができる。] [0045] 論じたように、図8に示す新規/編集ダイアログ700は、選択が行われると、図7に示すまっさらの新規/編集ダイアログ700からポピュレートする。さらに、図8に示す新規/編集ダイアログ700は、全ての適切なアクション703、オプション705、および、「編集」コントロール612または「修正」コントロールが図11に関して以下で説明する右クリック・メニューから選択されたときにポピュレートされる他の任意の適用可能な情報で起動される。] 図11 図7 図8 [0046] 図9は、新規/編集ダイアログ700のさらなる例を示す。この例は、本明細書で提示した概念に従ってカスタム・アクション・コントロール102に割り当てうる相当量のおよび相当複雑なアクション703を示す。この例では、ユーザは電子メールを1人または複数の人に転送するためのカスタム・アクション・コントロール102を作成している。転送された電子メールは、コピーおよびブラインド・コピーを含めて、任意数の受信者に行くことができる。転送された電子メールにフラグを付け、優先度を割り当てることができる。転送された電子メールの件名を、新規/編集ダイアログ700の件名フィールド902に入力されたテキストでポピュレートすることができる。テキストを新規/編集ダイアログ700のテキスト・フィールド904に入力することもでき、この場合、このテキストは転送された電子メールの本文に含まれることとなる。チェックボックス906を選択して、既定のまたはユーザが選択した遅延時間を転送アクションに割り当てることができる。] 図9 [0047] これらの概念を用いると、例えば、ユーザは、「レビューしてアドバイスしてください」という件名および「以下の問題をレビューして24時間以内に提案をください」と記載した電子メールの本文内のテキストとともに、アクティブな電子メールをチームの人々へ自動的に転送するように、カスタム・アクション・コントロール102を構成することができる。この例および本開示にわたるその他の例から、本明細書で説明する実施形態は、電子メールを扱う際のユーザの効率性を大幅に改善し、電子メールまたは他のメッセージング・アプリケーションに関連する全体的なエクスペリエンスを高めることができることは明らかであろう。] [0048] ここで図10を参照して、共有ダイアログ1000を説明する。共有ダイアログ1000は、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内の「共有カスタム・アクション」コントロール318から起動されるか、または他の任意のメニュー内に配置されている。共有ダイアログ1000により、ユーザは、どのカスタム・アクション・コントロール102またはカスタム・アクション・コントロール102のグループを他のユーザと共有するかを選択することができる。本明細書で提示した開示の実施形態により、カスタム・アクション・コントロール102をファイルに保存するか、または電子メールを介してエクスポートすることができる。次いで、受信者は、自身のコンピュータ上で実行している電子メール・アプリケーションにおいて使用するためにカスタム・アクション・コントロール102をインポートすることができる。] 図10 [0049] 共有ダイアログ1000はグループ選択に対応するチェックボックス1002と個々のカスタム・アクション・コントロール102に対応するチェックボックス1004を備える。グループに対応するチェックボックス1002をチェックすると、そのグループに対するチェックボックス1004の全てをチェックすることになる。共有するための所望のカスタム・アクション・コントロール102およびグループを選択した後、ユーザは、「次へ」コントロール1006を選択して、電子メールを介してカスタム・アクション・コントロール102を送信するか、またはカスタム・アクション・コントロール102をファイルに保存するかの選択を要求するダイアログを起動する。ユーザが、電子メールを介してカスタム・アクション・コントロール102を送信することを選択した場合は、XML(extensible markup language)添付ファイルとして添付された選択したカスタム・アクション・コントロール102と共に電子メール・メッセージが表示される。共有するカスタム・アクション・コントロール102を有するXML添付ファイルを、受信者のコンピュータ上の電子メール・アプリケーションによってインポートすることができる。当然のことながら、電子メールを介したカスタム・アクション・コントロール102の共有はXMLに限らない。そうではなく、リモート・コンピュータ上の電子メール・アプリケーション間でカスタム・アクション・コントロール102を転送するために、任意の適切な言語を使用してもよい。] [0050] 上述のように、本明細書で提供した開示は、さらに、Exchangeサーバを介して通信するもののような、通信可能にリンクされた複数の電子メール・アプリケーション間でのカスタム・アクション・コントロール102のローミングを提供する。アカウントの種類に応じて、カスタム・アクション・コントロール102をメッセージング・アカウントごとに格納し、カスタム・アクション・コントロール102が作成されたアカウント内でのみ利用可能としてもよく、または、カスタム・アクション・コントロール102を、アカウントに渡ってアクセス可能な単一の位置に格納してもよい。このように、ユーザは、ネットワーク上のサーバと通信する複数のコンピュータ上で同一のカスタム・アクション・コントロール102を利用することができる。] [0051] 図11は、本明細書で提供する開示の一実施形態に従う右クリック・メニュー1100を示す。右クリック・メニュー1100は、ユーザがマウスを右クリックするか、または、カスタム・アクション・コントロール102を選択するときに対応するキーボード・キーの組合せを押下したときに表示される。右クリック・メニュー1100は幾つかのコマンド1102を含み、それらのコマンドは選択されたカスタム・アクション・コントロール102に関して様々なアクションを実施する。図11に示す実装形態によれば、コマンド1102は、選択されたカスタム・アクション・コントロール102をアクティブな電子メールに適用すること、新規/編集ダイアログ700を起動してカスタム・アクション・コントロール102を修正すること、カスタム・アクション・コントロール102を複製すること、カスタム・アクション・コントロール102がフォルダ・アクションを含む場合にユーザをフォルダに誘導すること、およびカスタム・アクション・コントロール102を削除することを含むがこれらに限らない。右クリック・メニュー1100はさらに、カスタム・アクション・コントロール102を含むギャラリをツールバーに追加するためのコマンド1104を含むことができる。当然のことながら、任意数および任意の種類のコマンド1102を右クリック・メニュー1100に含めることができる。] 図11 [0052] ここで図12を参照すると、マウスを1回クリックすることまたはキーボードでショートカット・キーを利用することでメッセージング・アプリケーションが提供する複数のアクション703を電子メール、連絡先、タスク、カレンダ・アイテム、または他の実行可能なアイテム上で実施する能力をユーザに提供するために、電子メール・アプリケーションによって実施されるルーチン1200の態様を示すフロー図が示されている。当然のことながら、本明細書で説明する論理動作を、(1)コンピューティング・システム上で作動する一連のコンピュータ実装型の動作またはプログラム・モジュールとして、および/または(2)コンピューティング・システム内の相互接続された機械論理回路または回路モジュールとして実装する。この実装形態は、コンピューティング・システムの性能および他の要件に応じた選択の問題である。したがって、本明細書で説明する論理動作は、状態の動作、構造的な装置、動作、またはモジュールと様々に称される。これらの動作、構造的な装置、動作、およびモジュールをソフトウェアで、ファームウェアで、特殊目的のデジタル・ロジックで、およびそれらの任意の組合せで実装することができる。当然のことながら、図で示したものおよび本明細書で説明するものより多くのまたは少ない動作を実施してもよい。これらの動作を、本明細書で説明するものと異なる順序で実施してもよい。] 図12 [0053] ルーチン1200は動作1202で開始し、電子メール・アプリケーションが任意数のカスタム・アクション・コントロール102をギャラリ内に表示する。上述のように、カスタム・アクション・コントロール102はデフォルトのコントロール、カスタマイズされたコントロール、またはその2つの組合せであることができる。カスタム・アクション・コントロール102を、アクティブな電子メールを表示するウィンドウに隣接するカスタム・アクション・ギャラリ100内で、または他の任意のギャラリもしくはメニュー内で提供してもよい。動作1202から、ルーチン1200は動作1204に続き、電子メール・アプリケーションはカスタム・アクション・コントロール102が選択されたかどうかを判定する。選択されていなければ、ルーチン1200は動作1202に戻り、カスタム・アクション・コントロール102が選択されるまで継続する。カスタム・アクション・コントロール102が選択されると、ルーチン1200は動作1206に続き、電子メール・アプリケーションは選択されたカスタム・アクション・コントロール102が過去に選択されたことがあるかどうかを判定する。カスタム・アクション・コントロール102が以前に選択されたことがある場合、ルーチン1200は動作1208に進み、カスタム・アクション・コントロール102に割り当てられたアクション703を実施する。ルーチン1200は動作1202に戻り、上述のように進む。] [0054] しかし、動作1206で、電子メール・アプリケーションが、カスタム・アクション・コントロール102が初めて使用されていると判定した場合、ルーチン1200は次いで動作1210に続き、電子メール・アプリケーションは初回使用ダイアログ200を表示するかどうかを判定する。上述のように、そのうち1つがデフォルトとして選択される複数のオプションを有する1つまたは複数のアクション703をカスタム・アクション・コントロール102が含むときに、初回使用ダイアログ200を表示することができる。例として、アクティブな電子メールをフォルダに移動させることを含むアクションに対して、デフォルトのフォルダが初回使用ダイアログ200を介して指定される。] [0055] 初回使用ダイアログ200が表示されない場合、ルーチン1200は動作1208に進み上述のように続く。しかし、初回使用ダイアログ200が表示される場合は、ルーチン1200は次いで動作1212に続き、電子メール・アプリケーションは適切な初回使用ダイアログ200を表示する。動作1214で、電子メール・アプリケーションは、初回使用ダイアログ200を介して入力された、ユーザがカスタマイズした選択を受け取って記憶する。ルーチン122は次いで動作1202に戻り、上述のように続く。] [0056] 図13は、カスタム・アクション・コントロール102をカスタマイズするためのルーチン1300を示す。ルーチン1300は動作1302で開始し、電子メール・アプリケーションがカスタマイズ要求を受け取る。この要求を、新たなカスタム・アクション・コントロール102を生成するかまたは既存のカスタム・アクション・コントロール102を修正するための上述した適切なコントロールをユーザが選択したことを通して、受け取ることができる。動作1302から、ルーチン1300は動作1304へ続き、電子メール・アプリケーションが適切なダイアログを表示する。このダイアログは、初回使用ダイアログ200、新規/編集ダイアログ700、またはテンプレート・ダイアログ500であってもよい。動作1306で、電子メール・アプリケーションは、表示されたダイアログを介してユーザから入力を受け取り、その入力を、新たなまたは修正されたカスタム・アクション・コントロール102に関連付ける。動作1306から、ルーチン1300は動作1308へと続き、電子メール・アプリケーションは新たなまたは修正されたカスタム・アクション・コントロール102をカスタム・アクション・ギャラリ100または拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内に表示し、ルーチン1300は終了する。] 図13 [0057] 図14は、上述の実施形態に従ってカスタム・アクション・コントロール102を管理するためのルーチン1400を示す。ルーチン1400は動作1402で開始し、電子メール・アプリケーションが管理要求をユーザから受け取る。管理要求を、カスタム・アクション・ギャラリ100から「新たなカスタム・アクションを作成」コントロール120を選択すること、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内の「新たなカスタム・アクション」コントロール314を選択することでトリガされるフライアウト・メニュー414から任意のテンプレート・コントロール416を選択すること、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300から「管理カスタム・アクション」コントロール316を選択すること、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300から「共有カスタム・アクション」コントロール318を選択すること、管理カスタム・アクション・ダイアログ600内の大部分のコントロールを選択すること、または右クリック・メニュー1100内のコマンド1102のいずれかを選択することを介して受け取ることができる。当然のことながら、図14に示すルーチン1400は例示の目的のためにすぎず、本明細書で提示した開示に従う意図した管理アクションの全てを含むわけではない。] 図14 [0058] ルーチン1400は動作1402で開始し、電子メール・アプリケーションが管理要求を受け取る。この要求を、上述の任意数のコントロールおよび任意の種類のコントロールを介して受け取ることができる。動作1402から、ルーチン1400は動作1404に続き、電子メール・アプリケーションは、その要求がカスタム・アクション・コントロール102を作成または編集するための要求かを判定する。その要求がカスタム・アクション・コントロール102をカスタマイズするための要求である場合は、ルーチンは動作1406に進み、電子メール・アプリケーションはユーザの要求ごとにカスタム・アクション・コントロール102をカスタマイズする。このカスタマイズ・プロセスを図13に関して上述している。動作1406から、ルーチン1400は終了する。] 図13 [0059] 動作1404で、要求がカスタム・アクション・コントロール102をカスタマイズするための要求ではないと電子メール・アプリケーションが判定した場合、ルーチン1400は次いで動作1408に続き、電子メール・アプリケーションは、管理要求が、カスタム・アクション・ギャラリ100内または拡張カスタム・アクション・ギャラリ300内におけるカスタム・アクション・コントロール102の順序および配置を調整するための要求であるかどうかを判定する。この要求を、管理カスタム・アクション・ダイアログ600内の矢印616を選択することで受け取ることができる。その要求がギャラリを編成するためのものである場合は、ルーチン1400はそれに応じて動作1410でギャラリを修正し、ルーチン1400は終了する。しかし、管理要求がギャラリを編成するためのものではない場合は、ルーチンは次いで動作1408から動作1412に進み、電子メール・アプリケーションは管理要求がカスタム・アクション・コントロール102のグループを作成または編集するためのものであるかを判定する。この要求を、管理カスタム・アクション・ダイアログ600の「グループ」ドロップダウン・メニュー614を選択することで受け取ることができる。その要求がカスタム・アクション・コントロール102のグループを作成または編集するためのものである場合、電子メール・アプリケーションは次いで動作1414でその要求に従ってグループをカスタマイズし、ルーチン1400は終了する。] [0060] しかし、動作1412で、その要求がグループを作成または編集するためのものではないと判定された場合は、ルーチン1400は次いで動作1416に続き、電子メール・アプリケーションはその要求がカスタム・アクション・コントロール102を複製するためのものであるかどうかを判定する。この要求を、管理カスタム・アクション・ダイアログ600の「複製」コントロール608を選択することで、または右クリック・メニュー1100のコマンド1102から、受け取ることができる。その要求がカスタム・アクション・コントロール102を複製するためのものである場合は、ルーチン1400は次いで動作1418に進み、カスタム・アクション・コントロール102のコピーを作成してルーチン1400は終了する。動作1416で、管理要求がカスタム・アクション・コントロール102を複製するための要求でないと電子メール・アプリケーションが判定した場合は、ルーチン1400は次いで動作1420に続き、電子メール・アプリケーションはその要求がカスタム・アクション・コントロール102を削除するためのものであるかどうかを判定する。この要求を、管理カスタム・アクション・ダイアログ600の「削除」コントロール610を選択することで、または右クリック・メニュー1100のコマンド1102から、受け取ることができる。] [0061] 管理要求がカスタム・アクション・コントロール102を削除するためのものであると判定された場合は、ルーチン1400は次いで動作1422に進み、カスタム・アクション・コントロール102を削除し、ルーチン1400は終了する。動作1420で、管理要求がカスタム・アクション・コントロール102を削除するための要求でないと電子メール・アプリケーションが判定した場合は、ルーチン1400は次いで動作1424に続き、電子メール・アプリケーションはその要求がカスタム・アクション・コントロール102またはカスタム・アクション・コントロール102のグループを別のユーザまたは別のコンピュータと共有するためのものかどうかを判定する。この要求を、拡張カスタム・アクション・ギャラリ300の「共有カスタム・アクション」コントロール318を選択することで受け取ることができる。管理要求がカスタム・アクション・コントロール102を共有するためのものでない場合は、次いでルーチン1400は終了する。しかし、管理要求がカスタム・アクション・コントロール102を共有するための要求であると判定された場合は、ルーチン1400は次いで動作1426に進み、要求されたインポートアクション、エクスポートアクション、またはローミングアクションが上述のように実施され、ルーチン1400は終了する。] [0062] 図15は、カスタム・アクション・コントロール102および対応する機能を上述のように提供するための、本明細書で説明するソフトウェア・コンポーネントを実行できるコンピュータ1500向けの例示的なコンピュータ・アーキテクチャを示す。図15に示すコンピュータ・アーキテクチャは、従来式のデスクトップ、ラップトップ、またはサーバ・コンピュータを示し、本明細書で提示するソフトウェア・コンポーネントの任意の態様を具現化するために利用することができる。] 図15 [0063] 図15に示すコンピュータ・アーキテクチャには、CPU(central processing unit)1502、RAM(random access memory)1514、ROM(read−only memory)1516を含むシステム・メモリ1508、およびシステム・メモリ1508をCPU1502に結合させるシステム・バス1504が含まれる。例えば起動中に、コンピュータ1500内部の要素間での情報転送を支援する基本ルーチンを含む基本入/出力システムがROM1516に記憶される。コンピュータ1500はさらに、オペレーティング・システム1518、アプリケーション・プログラム、および他のプログラム・モジュールを記憶するための大容量記憶装置1510を備える。大容量記憶装置1510は本明細書で詳細に説明される。] 図15 [0064] 大容量記憶装置1510は、バス1504に接続された大容量記憶コントローラ(図示せず)を介してCPU1502に接続される。大容量記憶装置1510およびその関連するコンピュータ可読媒体は、コンピュータ1500に対する不揮発性記憶を提供する。本明細書に含まれるコンピュータ可読媒体の説明はハード・ディスクまたはCD−ROMドライブのような大容量記憶装置に関するものであるが、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ1500がアクセスできるか任意の利用可能なコンピュータ記憶媒体でありうることは、当業者には理解されよう。] [0065] 限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュールまたは他のデータのような情報を記憶するための任意の方法または技術で実装した、揮発性媒体および不揮発性媒体、取外し可能媒体および取外し不能媒体を含めることができる。例えば、コンピュータ可読媒体には、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュ・メモリもしくは他の固体メモリ技術、CD—ROM、DVD(digital versatile disk)、HD−DVD、BLU−RAYもしくは他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶もしくは他の磁気記憶装置、または所望の情報を記憶するために使用できコンピュータ1500がアクセス可能な他の任意の媒体が含まれるがこれらに限らない。] [0066] 様々な実施形態によれば、コンピュータ1500は、ネットワーク1520のようなネットワークを介したリモート・コンピュータへの論理接続を用いて、ネットワーク環境で動作することができる。コンピュータ1500は、バス1504に接続されたネットワーク・インタフェース・ユニット1506を介してネットワーク1520に接続することができる。当然のことながら、ネットワーク・インタフェース・ユニット1506を利用して、他の種類のネットワークおよびリモート・コンピューティング・システムに接続することもできる。コンピュータ1500はまた、キーボード、マウス、電子スタイラス(図15には図示せず)を含む、幾つかの他の装置からの入力を受け取り処理するための入/出力コントローラ1512を含んでもよい。同様に、入/出力コントローラは、ディスプレイ・スクリーン、プリンタ、または他の種類の出力装置(図15には図示せず)に出力を提供してもよい。] 図15 [0067] 上で簡潔に述べたように、幾つかのプログラム・モジュールおよびデータ・ファイルを、ネットワーク型デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、またはサーバ・コンピュータの動作をコントロールするのに適したオペレーティング・システム1518を含むコンピュータ1500の大容量記憶装置1510およびRAM1514に、記憶することができる。大容量記憶装置1510およびRAM1514はまた、1つまたは複数のプログラム・モジュールを記憶することができる。具体的には、大容量記憶装置1510およびRAM1514は、図1〜14に関して上で詳述した電子メール・アプリケーションのようなメッセージング・アプリケーション1522を記憶することができる。大容量記憶装置1510およびRAM1514はまた、他種のプログラム・モジュールを記憶することができる。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図2 図3 図4 図5 [0068] 以上に基づいて、1回のマウス・クリックまたはキーボード上のキーの押下でメッセージに対する複数のアクションを実施するための容易にカスタマイズ可能なコントロールをユーザに提供するための技術を、本明細書で提供していることは理解されよう。本明細書で提示した主題をコンピュータの構造的な特徴、方法論的な動作、およびコンピュータ可読媒体に固有な言葉で説明したが、当然のことながら、添付の特許請求の範囲で定義した発明は本明細書で説明した特定の特徴、動作、または媒体に必ずしも限定されない。そうではなく、特定の特徴、動作および媒体は諸請求項を実装する形態の例として開示されている。] [0069] 上述した主題は例として提供したにすぎず、限定として解釈すべきではない。図示および説明した例示的な実施形態およびアプリケーションに従うことなく、および後続の特許請求の範囲において説明する本発明の真の精神および範囲から逸脱せずに、様々な修正および変更を本明細書で説明した主題に加えることができる。]
权利要求:
請求項1 1回のユーザ入力からアクティブなメッセージに関する1つまたは複数のユーザ定義のアクション(703)を提供する方法であって、前記アクティブなメッセージに関連付けられたユーザ定義のアクション(703)に対応するカスタム・アクション・コントロール(102)を提供するステップと、前記カスタム・アクション・コントロール(102)の選択結果を備える前記1回のユーザ入力を受け取るステップと、前記カスタム・アクション・コントロール(102)の前記選択結果を受け取ったことに応じて、前記アクティブなメッセージに関する前記ユーザ定義アクション(703)を実施するステップとを含むことを特徴とする方法。 請求項2 前記アクティブなメッセージは電子メール(e−mail)を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記カスタム・アクション・コントロールを提供するステップは、前記アクティブなメッセージを備えるメッセージ・ウィンドウに隣接するギャラリ内に前記カスタム・アクション・コントロールを提供するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項4 新たなカスタム・アクション・コントロールを作成する要求を受け取るステップと、前記新たなカスタム・アクション・コントロールを作成する要求に応じて、前記新たなカスタム・アクション・コントロールの選択の際に前記アクティブなメッセージに関して行われるアクションに対応する複数のアクションのオプションを備えるダイアログを提供するステップと、少なくとも2つの前記アクションのオプションの選択結果を受け取るステップと、前記新たなカスタム・アクション・コントロールを後に選択すると前記少なくとも2つのアクションのオプションに対応するアクションが開始されるように、前記新たなカスタム・アクション・コントロールを選択した前記少なくとも2つのアクションのオプションに関連付けるステップと、前記新たなカスタム・アクション・コントロールを前記ギャラリ内に提供するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 請求項5 前記ダイアログは、前記新たなカスタム・アクション・コントロール、および前記新たなカスタム・アクション・コントロールに関連付けられるアイコンを選択するためのアイコン・コントロールの上をマウスがホバリングしたときに表示されるテキストを受け取るためのテキスト入力フィールドをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の方法。 請求項6 前記ギャラリは、利用可能なカスタム・アクション・コントロールの全数より少ない数量のカスタム・アクション・コントロールを備え、前記ギャラリは、選択されたときに前記利用可能なカスタム・アクション・コントロールの全てを表示するために前記ギャラリを拡張するように動作する拡張コントロールをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。 請求項7 前記ギャラリは、拡張されたときに前記カスタム・アクション・コントロールをカテゴリにグループ化するように構成されることを特徴とする請求項6に記載の方法。 請求項8 前記カスタム・アクション・コントロールの右クリックによる選択結果を受け取るステップと、前記カスタム・アクション・コントロールの右クリックによる前記選択結果を受け取ったことに応じて、前記カスタム・アクション・コントロールに対応する複数のコマンドを備えるメニューを提供するステップであって、前記複数のコマンドは、前記カスタム・アクション・コントロールを前記アクティブなメッセージに適用するためのコマンドおよび前記カスタム・アクション・コントロールを修正するためのコマンドを備えるステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項9 前記カスタム・アクション・コントロールを提供するステップは、前記カスタム・アクション・コントロールをネットワーク・サーバに記憶して、前記ネットワーク・サーバとの通信において複数のメッセージング・アプリケーション間での前記カスタム・アクション・コントロールのローミングを可能とするステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項10 前記方法は電子メール・アプリケーションによって実施され、前記方法は前記カスタム・アクションを電子メール経由でエクスポートするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項11 コンピュータによる実行時に、前記コンピュータに、カスタム・アクション・コントロール(102)をカスタマイズするための要求を受け取ることと、前記カスタム・アクション・コントロールをカスタマイズするための前記要求に応じて、前記カスタム・アクション・コントロール(102)の選択の際に行われるアクションに対応する複数の選択可能なアクション(703)を備えるダイアログを提供することと、少なくとも2つの前記アクション(703)の選択結果を、前記ダイアログ(700)を介して受け取ることと、前記カスタム・アクション・コントロール(102)を後に選択すると前記少なくとも2つのアクション(703)が開始されるように、前記カスタム・アクション・コントロール(102)を、選択された前記少なくとも2つのアクション(703)に関連付けることと、アクティブなメッセージを備えるメッセージ・ウィンドウに隣接するギャラリ(100)内に前記カスタム・アクション・コントロール(102)を提供することをさせるコンピュータ実行可能命令をコンピュータ記憶媒体上に記憶されたことを特徴とするコンピュータ記憶媒体。 請求項12 前記コンピュータによる実行時に、前記コンピュータに、前記カスタム・アクション・コントロールの選択結果を受け取ることと、前記カスタム・アクション・コントロールの前記選択結果を受け取ったことに応じて、前記カスタム・アクション・コントロールに関連付けられた前記少なくとも2つのアクションを実施することをさせるコンピュータ実行可能命令を前記コンピュータ上に記憶してさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ記憶媒体。 請求項13 前記カスタム・アクション・コントロールをカスタマイズする前記要求はある種類のカスタム・アクション・コントロールを備え、前記ダイアログは、要求された前記種類のカスタム・アクション・コントロールに対応するテンプレートに従って構成されることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ記憶媒体。 請求項14 前記ダイアログは、前記カスタム・アクション・コントロールと、前記カスタム・アクション・コントロールに割り当てられたキーボード・キーの組合せに対応するキーボード・ショートカット・キーのIDを受け取るためのショートカット・キー・フィールドとの上をマウスがホバリングしたときに表示されるテキストを受け取るためのテキスト入力フィールドをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ記憶媒体。 請求項15 前記カスタム・アクション・コントロールをカスタマイズするための前記要求は、新たなカスタム・アクション・コントロールを作成するための要求を含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ記憶媒体。 請求項16 前記カスタム・アクション・コントロールをカスタマイズするための前記要求は、既存のカスタム・アクション・コントロールを編集するための要求を含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ記憶媒体。 請求項17 前記コンピュータによる実行時に、前記コンピュータに、前記カスタム・アクション・コントロールをカスタマイズするための前記要求がタイトルを有する受信者にメッセージを送信するための要求を含むことを判定することと、前記受信者の前記タイトルに対応するアドレスをグローバル・アドレス・ブックから検索することと、前記アドレスに対応する前記ダイアログのフィールドを、前記グローバル・アドレス・ブックから検索した前記アドレスで事前にポピュレートすることとをさせるコンピュータ実行可能命令をコンピュータ記憶媒体上に記憶してさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ記憶媒体。 請求項18 コンピュータによる実行時に、前記コンピュータに、アクティブなメッセージを備えるメッセージ・ウィンドウに隣接して、夫々が前記アクティブなメッセージに関して行うべき複数のアクション(703)を定義する複数のカスタム・アクション・コントロール(102)を備えるギャラリ(100)を表示することと、管理カスタム・アクション・コントロール(316)に前記ギャラリ(100)を提供することと、前記管理カスタム・アクション・コントロール(316)の選択結果を受け取ることと、前記管理カスタム・アクション・コントロール(316)の前記選択結果を受け取ったことに応じて、前記複数のカスタム・アクション・コントロール(102)の夫々と、前記複数のカスタム・アクション・コントロール(102)の少なくとも1つを修正するための複数の選択可能なコントロールとのプレビュー(604)を備える管理カスタム・アクション・ダイアログ(600)を前記ギャラリ(100)内に提供することと、前記ギャラリ(100)内の前記複数のカスタム・アクション・コントロール(102)の少なくとも1つの所望の修正に対応するコントロール選択を受け取ることと、前記コントロール選択を受け取ったことに応じて、前記コントロール選択に従って前記複数のカスタム・アクション・コントロール(102)の前記少なくとも1つを修正することをさせるコンピュータ実行可能命令をコンピュータ記憶媒体上に記憶することを特徴とするコンピュータ記憶媒体。 請求項19 前記複数のカスタム・アクション・コントロールをネットワーク・サーバに記憶して、前記ネットワーク・サーバとの通信において複数のメッセージング・アプリケーション間での前記カスタム・アクション・コントロールのローミングを可能とすることを特徴とする請求項18に記載のコンピュータ記憶媒体。 請求項20 前記ギャラリ内の前記複数のカスタム・アクション・コントロールの少なくとも1つを修正するための選択可能なコントロールは、前記複数のカスタム・アクション・コントロールの1つまたは複数を、電子メールを介してエクスポートするように動作する共有コントロールを備えることを特徴とする請求項18に記載のコンピュータ記憶媒体。
类似技术:
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